■ DD13のいる側線

旧川西池田駅を出て能勢口の方へ国道沿いに歩くと、駅構内との境には古枕木の柵がしばらく続き、そのむこうに短い側線が覗いている場所がありました。様々な車輌がここで昼寝をしていましたが、筆者にとってはDD13が警笛を鳴らしながらここに入ったり出たりしている場面が特に印象に残っていましたので、DD13用の展示台を作るにあたって、その情景を取り入れることを考えてみました。

枕木の柵とそれに沿って生えている雑草の表現のための習作でもあり、地面は一晩で作れるような小サイズ(30cm×10cm)とし、市販の展示台上に直接作ってあります。
柵は3mmのヒノキ角棒の一端を2枚の紙の帯で挟んだもので、角棒には粗いヤスリ(トゲの立った木工用)で筋目を付けました。
また、柵の下に茂る雑草は、TRAIN No.300(1999-12)で三木浩三氏の紹介されている浴用のたわしによる方法に倣ったものです。

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(2001.1完, 2001.11.3記)

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